| 強度近視は白内障になりやすい、という事は以前から知られています。ここで取り上げる論文は、オーストラリアのBlue Mountain地方の49才から97才の住人、3654名を1992年から1994年の間に調査した結果を、疫学的に分析した結果です。
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| 同様の大規模な調査であるBeaver Dam Eye Studyにおいては、20才以下で遠用眼鏡をかけ始めた女性についてのみ、後嚢下白内障との有意な関連が報告されています。
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| 今回の結果では、男女とも20才以下で遠用眼鏡をかけ始めた、すなわち近視群において後嚢下白内障が数倍の頻度で観察されており、特に女性においてより顕著でした。また、軽度、中等度、高度近視に分けた分析では、より近視の強い群ほど後嚢下白内障の頻度が高い結果となっています。
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| 40才以上で遠用眼鏡をかけ始めた女性に核白内障が多いという結果もでていますが、これは水晶体膨化に伴う近視進行と考えれば説明がつきます。これまでも眼科医が認識していた、近視、特に高度近視は後嚢下白内障を来しやすい、という法則に、また新たな疫学的証拠が加わったわけです。
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| 出典は、Lim R, Mitchell P, Cumming RG: Refractive Associations with Cataract: the Blue Mountains Eye Study. IOVS 40: 3021-3026, 1999 |
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