| Photo Refractive Keratectomy(PRK)は、紫外線レーザーが角膜組織をプラズマ化する性質を利用して、角膜を削り、成形することによって実現します。現在、紫外線レーザーとしてはエキシマレーザーが用いられていますが、弗素と希ガスを用いるガスレーザーであるため、どうしても機械が大きくなり、高価です。また、有毒なガスを使用しますから、ガス漏れ対策が必要であり、設置設備にも安全措置が必要になります。
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| レーザーは適切な結晶を使用すると、波長を変えることができます。安全かつコンパクトな装置で大出力を得やすい固体レーザーであるYAGレーザーは、本来赤外線レーザーですが、この性質を利用して紫外線レーザーとして使用することができます。
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| 今回のレポートは、YAGレーザーの第5高調波、213nmの紫外線を豚眼に使用して角膜切削効果を検証したものです。実際には、3つの結晶を通して、第2、第4、そして第5高調波に変換しています。最終的な変換効率は6%、紫外線としての最大出力は20mJ/pulse。実験は摘出豚眼角膜に5nsecのパルスを10Hzで照射することで行われました。100〜400発のパルスを用いて、80〜250mJ/cmのエネルギーが照射されています。
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| 結果は193nmのエキシマレーザーと同等の切削効果が得られたということです。YAGレーザーはコンパクトで冷却装置も不要、あるいは簡易なものですみます。また有毒ガスも使用せず、ガス交換の必要もありません。また、第2高調波の532nmは緑色に相当し、連続波であれば眼底の凝固に応用することも可能です。パルス発振の赤外線YAG自体がoptical break downを利用した、透明組織切開に応用されていることはご存じの通りです。
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| 出典は、Investigation of Corneal Ablation Efficiency Using Ultraviolet 213nm Solid State Laser Pulses. IOVS 40: 2752-2756, 1999 |
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