| プロスタグランジン誘導体、キサラタンは一日一回の点眼で、チモプトールの一日二回点眼に匹敵する眼圧下降作用を示すため、使いやすい点眼剤として用いられています。時に副作用が見られることは1999-Mayのニュースの項でふれたとおりです。
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| さて、一日一回となると、夜入れるのがいいのか、朝入れるべきなのか。ちょっと迷うところであります。ここで取り上げるレポートは、34例の緑内障患者に対して、キサラタンを午前8時に点眼した場合、午後8時に点眼した場合、0.5%チモプトールを一日二回点眼した場合で、日中変動を測定、比較しています。
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| 測定グラフを見ると、24時間トータルではどの場合でも眼圧下降には差がなく、平均4mmHgほど低下しています。しかし日中変動については、チモプトール二回点眼群は変動が少なく、朝キサラタンを点眼した場合は夜チモプトールより低くなり、夜キサラタンを点眼した場合は朝チモプトールより低くなる傾向が見られます。
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| 一日中でもっとも眼圧が高いと言われる午前6時においては、キサラタンの朝点眼時と夜点眼時の間に差は見られませんでした。アメリカの多施設研究(Camras et al Ophthalmology 103, 1996)では、キサラタンにはこのような変動は見られず、夜点眼した方が成績がよい、ということになっているようです。
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| まあ、どちらでもいいなら夜、でも朝の方が忘れにくいというなら朝でも大した違いはないよ、ということなのでしょう。著者らはその患者の日中変動カーブがわかっていれば、それに対応するのがよい、とコメントしています。
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| 出典は、Konstas AGP et al: Comparison of 24-Hour Intraocular Pressure Reduction With Two Dosing Regimens of Latanoprost and Timolol Maleate in Patients With Primary Open-angle Glaucoma. Am J Ophthalmol 128: 15-20, 1999 |
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