6mm径PRK(レーザー近視手術)の問題点

大径PRKでもコントラスト視力が低下するという話です

 視力性、安全性を増すために、PRKのサイズは5mm径、6mm径とだんだん大きくなってきます。ひとつには、レーザー装置の進歩と制御ソフトの進歩がそれを可能にしているからでもあります。
 ここで取り上げるレポートは、術後視力を白地に黒の高コントラスト視力表だけでなく、灰色の濃淡による低コントラスト視力表を用いて、それも暗い照明下で測ることによって、PRK後の視機能変化を敏感にとらえたものです。
 術後1年において、術後完全矯正視力が術前完全矯正視力より視力表2段階以上低下した症例は、高コントラスト(明所)視力では全症例の4%、高コントラスト(暗所)視力では10%、低コントラスト(明所)視力で14%、低コントラスト(暗所)視力で28%でした。
 著者らの以前の研究では、5mm径のPRKは明所でも顕著な低コントラスト視力低下を示しています。つまり、上記のような変化はあるものの、6mm径のPRKは5mm径よりは良いだろう、ということです。

しかし著者らは、低コントラストにおける視力低下が見られること、角膜のhazeがあるとより悪くなること、これらを防ぐ努力が必要であることを強調しています。
 2000年ぐらいから屈折矯正手術を行なうつもりでいたのですが、どうももうひとつ乗り気になれません。LASIKも結局−10Diopter程度が限界のようですし、フラップの接着性にも疑問がある(術後時間が経過しても剥がれる可能性がある)ようです。

今のところ、毎日使い捨てレンズを使用できる人は、そのままの方がよいのではないかなあ。
 出典は、Bullimore MA et al: Visual Performance After Photorefractive Keratectomy With a 6-mm Ablation Zone. Am J Ophthalmol 128: 1-7, 1999

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