| 3月のニュースで、レーザーポインターによる黄斑障害のレポートを取り上げましたが、同じ雑誌にまた、別の研究者による報告が載っていました。
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| 患者は19才の女性で、右目でレーザーポインターを10cmの距離から10秒固視した後、視力低下を来たし、2週間後に眼科を受診しました。
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| 右眼矯正視力は(0.5)。黄斑部に輪状の脱色素変化と中心窩反射の減少を認め、赤色光除去眼底写真で、中心窩にいくつかの脱色素点、蛍光造影で同一部に不規則な形状の過蛍光が観察されました。視野検査では二つの小さな傍中心暗点を示しました。
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| 8週間ほどの間に視力は徐々に回復し、(1.0)まで戻りましたが、三ヶ月経過後も自覚的に右眼の方が暗いという自覚症状と、眼底の色素変化は残存していました。
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| 使用されたレーザーポインターは、最大出力1mWの670nm、つまり赤色のレーザーです。3月のニュースで報告されていた物より最大出力が小さく、注視時間も短かったにも関わらず、視力低下と後遺症を来たすなど症状が強かったのは、あるいはより近距離で直視したからかもしれません。
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| 著者らによれば、最近ティーンエイジャーの間で、レーザーポインターが普及しているのだそうです。なにに使うのかわかりませんが、私も最近レーザーポインターがUFOキャッチャーの景品になっているのを、続けざまに見ました。今後、レーザーポインターによる眼障害が日本でも問題になるのかもしれません。
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| ところで、このレポートは Laser Pointer Maculopathy という言葉の初出? |
| 出典は、Zamir E et al: Laser Pointer Maculopathy. Am J Ophthalmol 127, 728-729,1999 |
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