| 矯正視力(0.025)以下では物の形は見分けられず、視力としては移動の役に立たないと言われてきました。著者はこれが事実であるかどうか、32人の光覚のみの視力障害者にインタビューしています |
| その結果、単に光の有無、強弱がわかるだけの光覚であっても、トンネルの出口や扉の方向、光の質による周囲の構造物の違いを知るのに有用であり、移動の役に立つことが分かりました。 |
| 光覚の存在は、うつ病を抑止します。また、目から入る光刺激は、体全体の日中リズム、季節によるリズムを整えるために必要であり、たとえ視力がなくとも、網膜に光が到達して刺激すること自体にも意味があるようです。 |
| したがって、たとえ視力のない目と言えども、安易に摘出などはすべきでなく、中間透光体の混濁を除いて網膜に光が到達するよう努力する必要があると著者は結論しています。 |
| 出典は、Ross RDl: Is Perception of Light Useful to the Blind Patient? Arch Ophthalmol 116,236-238,1998 |
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