喫煙者は白内障になりやすい?

喫煙者はある種の白内障(核白内障)になりやすいという疫学的調査結果です

 1049人を12.5年の間隔をおいて検査し、喫煙の習慣と白内障の進行との関係について、調査したものです
 結果は、喫煙しない人に比べて、一日20本以内の喫煙者や過去喫煙していた人は、白内障が進行しやすい傾向があり、一日20本以上の喫煙を続けている人については、さらに統計的に顕著な白内障の進行が見られました。
 ただし、統計的な有意差が見られたのは、核白内障(老人性白内障に典型的)のみであり、その他のタイプの白内障との相関は見られませんでした。
 喫煙と白内障との関係については、これまでも有意な関連を示す報告が多数あり、喫煙が白内障を進行させる傾向があることは確かなようです。
 このページの今年1月のニュースでも、喫煙と老人性黄斑変性との関連が指摘されており、いずれにせよ、喫煙は目にとって有害と考えた方が良いでしょう。
 出典は、Hiller R et al: Cigarette smoking and the risk of development of lens opacities -The Framingham studies-. Arch Ophthalmol 115,1113-1118,1997

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