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2004年5月のニュースで、LASEKは思ったほど疼痛抑制効果がなく、PRKと大差ないという論文を紹介しました。LASIKはLASEKやPRKよりも術後疼痛が少ないことが利点の一つですが、術後バンデージSCLを装用することによってさらに快適になる、術後視機能の改善が早い、microstriaeなどの合併症が少ない、といった効果があるという報告がありました。 |
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最近になってこの説に疑問が生じたため、prospective、randomizedな手法で厳密に効果を検証したのが今回紹介する論文です。対象は100例。上方ヒンジのマイクロケラトームによる近視、あるいは近視性乱視に対する両眼LASIK手術が対象です。左右眼のいずれかにランダムにバンデージCL(CooperVisionのProclearあるいはJ&JのAcuvue)を装用させ、翌日来院時に外しています。その後は通常に診察と治療を行い、不快感、視力等について術後3ヶ月までフォローし、集計しました。バンデージCLはあらかじめ0.1%デキサメサゾン溶液に浸漬して使用しています。 |
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主な解析対象は術当日から翌日までの快適さ、術翌日の裸眼視力、microstriaeの発生率、DLK(角膜深層炎)です。結果は、CLありが快適とした患者が27%、深いとした患者が54%、差なしが19%。CLを好調に装用する経験があった患者で「快適」の回答が多いという結果でした。 |
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術翌日の裸眼視力については差なし。microstriaeやDLKなどの合併症についても差なし。結局、この調査の結果からはLASIK術後のバンデージCLはステロイドに浸漬するなどの工夫をしても、術後の不快感、視力、合併症共に効果は期待できない、といえるようです。むしろ多数に使用した場合、よけいな操作によるトラブルが発生しそうですね。 |
| 出典は、Sekundo W et al.: Benefits and Side Effects of
Bandage Soft Contact Lens Applicaiton after LASIK. Ophthalmology
112:2180-2183, 2005 です。 |