| レスキュラとキサラタンは、ともにプロスタグランディン作用剤という意味で共通していますから、併用しても単独使用以上の効果は期待できないように思えます。今回のレポートはレスキュラの併用によってキサラタン単独使用以上の眼圧降下が得られたという内容です。
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| 対象は開放隅角緑内障あるいは高眼圧症患者41名。1ヶ月のキサラタン点眼後、ランダムに20名はプラセボを追加、21名はレスキュラを追加しました。この開始時と8週間後の再診時に、眼圧及びその日中変動を観察しています。
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| その結果、一日2回のレスキュラ点眼後、それぞれ2時間、4時間後にはプラセボ群に比し有意な眼圧低下が見られ、一日平均ではプラセボ群の19.4mmHgに対し、18.0mmHgと有意(p=0.042)な眼圧降下が認められました。
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| またキサラタン単独時に22mmHg以上だった患者では、プラセボ併用群の日中平均22.7mmHgに対し、レスキュラ併用群では18.3mmHgと大幅な眼圧低下が得られています。合併症は、レスキュラ併用群で点眼時の刺激感が有意に多かったのみで、他はプラセボ併用群と同様でした。
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| キサラタンはF2αプロスタグランディンと同様の作用を持ち、脈絡膜強膜経由の流出によって眼圧を降下させる事がわかってきているのに対し、レスキュラはF2αプロスタグランディンと類似構造は持つものの、ヒトのF-プロスタグランディンレセプターには作用を示さず、流出促進経路もまだ明らかではありません。従って類似構造ではあるものの、薬理作用の機序には異なる部分があると考えられ、これが併用によって追加効果をもたらす原因であろうと著者らは考察しています。
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| 出典は、Steward WC et al.: Additive Efficacy of Unoprostone Isopropyl 0.12% (Rescula) to Latanoprost 0.005%. Am J Ophthalmol 131, 339-344, 2001 |
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